こんにちは、トムです。
先日MacBook Airについての投稿をしたところ沢山の方々にご覧頂くことができました!
今回はApple含めGAFA(Google, Apple, Facebook, Amazon)各社の株価推移について触れていきたいと思います!
目次
S&P500
まずはじめに米国株式市場全体のトレンドを把握するために、米国優良企業500社の株価を加重平均化したS&P500の株価推移を見たいと思います。
コロナショックがあったちょうど1年前が底値となっており、そこから着実に株価の回復・成長を遂げています。
ここ数ヶ月の株価上昇はアメリカにおけるコロナワクチンの普及も追い風になっているのではないかと思われます。
Google(アルファベット)
私も大絶賛利用させていただいておりますGoogle先生ですが、この1年間でなんと65%も株価を伸ばしました!
1年前は1,500ドル前後だった株価は現在2,400ドル近くにまで上昇しており、2020年下半期の株価回復基調の追い風もしっかりと取り込んでいます。
きれいな右肩上がりの図が描けていますね。
アルファベット社のIR資料によると2021年第1四半期(1〜3月)の前年同期比実績は、売上+34%、営業利益+30%と業績も好調です。
IR資料はこちらからアクセスできます。 https://abc.xyz/investor/
Google検索広告による売上が全体の半分以上を占めており、YouTubeの存在感が増す今でもなお、グループ全体の売上を支える大黒柱となっているようです。
Apple
アップルはこの1年間で+51%の株価成長となりました。Google同様にしっかりとした伸びを見せていますが、1月下旬に最高値145ドルをつけて以降は頭打ちの傾向が見られます。
6月上旬に新製品発表会が予定されているようですので、株式市場の反応が気になるところです。
第2四半期を終わってのアップルの今期業績(2020年10月〜2021年3月)は、売上が前年同期比+34%、営業利益が+59%とこちらも絶好調です!
アップルCFOのコメントにもある通り、すべての製品カテゴリで2桁パーセントの成長率を達成しました。
中国での売上も前年比+70%近くまで達しており、中国経済のコロナショックからの回復が見受けられます。
AppleのIR資料はこちら。 https://investor.apple.com/investor-relations/
Facebook株価はこの1年間で+42%の成長です。
アルファベット社の推移と少し似ており、ここ数日で過去1年での最高値をつけている状況ですね。
こちらも第1四半期(1〜3月)の売上は前年同期比+48%、営業利益は+93%と絶好調です。
広告売上は平均単価が+30%、出稿量が+12%となったことが要因となったようです。
Facebook社のIRリリースはこちら https://investor.fb.com/home/default.aspx
Amazon
Amazonはここ1年で+27%の成長となりました。
これまでの3社と異なり、株価の最高値を付けたのは2020年9月ごろとなっております。
ステイホームの影響でEC需要が高まっていることは早期から分かっていたため、株価への反映も早かった、ということになるのでしょうか。
Amazonの今期第1四半期(1〜3月)の売上は前年同期比+44%、利益は+122%となっており、利益の伸び率は4社の中で最も大きくなっています。
北米での売上は前年比+40%、北米を除くグローバルの売上は+60%と、世界的に成長を見せているようです。
AmazonのIR資料はこちら。 https://ir.aboutamazon.com/overview/default.aspx
先日CEOの交代が発表されましたが、創業者ジェフ・ベゾスの退任は7月上旬と言われています。
CEO交代後、コロナワクチンの普及もより進み、アフターコロナの時代が訪れようとしています。
そういった中で、Amazonの業績・株価がどう推移していくのか、注目していきたいと思います。
まとめ
GAFA4社いずれも1年前と比較すると株価は伸びていましたが、伸び方には違いがあることが見受けられました。
オンライン広告事業を主とするGoogle・Facebookの2社はS&P500の動きに近い推移を見せましたが、自社製品・サービスなどB to Cサービスを展開するApple・Amazonはそれぞれ最高値を付けるタイミングが異なっていることがわかりました。
Appleは6月上旬の新製品発表会での株式市場の反応が気になるところです。また、Amazonも新CEO就任後の業績・株価が同展開されていくのか、注目したいと思います。